ヨーロッパでの漆喰の歴史は古く、古代エジプト時代には、既にあちこちで漆喰が使われた形跡があるようです。ヨーロッパ大地そのものが石灰岩で覆われており、漆喰の主成分である石灰が豊富に入手できた理由でもあります。 ヨーロッパは石の文化です。建物の耐久性、持続性は、日本人の想像以上に永く、100年以上住み続けることが一般常識です。西洋漆喰 パビスタンプ/レビスタンプも100年以上の耐久性があります。
西洋漆喰は、生石灰を焼いて消石灰を作り、この消石灰に骨材、疑集剤、 保湿剤、防水剤、 無機の換気剤、塑像剤、色素、セルロースファイバー等の材料を使って、多孔質の壁層を形成します。 成分については、工場より企業秘密にあたり提出できませんが、 蓄熱効果、保温効果、調湿効果が、 日本の、どの漆喰よりも非常に高いことは既に証明されています。
又、経年変化と共に徐々に硬化してゆきますので、壁面は石のように固くなります。 大気中の CO2を吸収して硬化 − 消石灰がCO2を吸収して、生石灰に戻っていく)
塗り厚みは50mm位まで可能です。 高層のアパートなどは、50mm位吹き付けしています。
国内の住宅では、下地用パビスタンプ/レビスタンプ「安価な素材」を含めて、合計20mm位塗っています。壁層の透湿効果も加担されて、夏場は壁層が放熱しますので室内の空気が冷んやりしています。逆に、冬場は、壁層が蓄熱しますので室内が暖かいものです。
内装は2.5〜5mm程度塗ります。ラスボ−ド、プラスターボ−ドに直接塗れます。
和漆喰と比較して、収縮率が極めて低く、柱の際の隙間がでない特長を有します。 |